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オオルリ　♂　第１回夏羽（１S）　　　２０２０年４月３０日　　長野県

オオルリ　♂　成鳥　　　２０２０年４月３０日　　長野県

　最高気温が25℃を超えると夏日というわけで、今日は春と言うより初夏の陽気でした。まだ４月ですが。センダイムシクイやオオルリが増え、夏鳥の渡来本番が始まった。それでも、例年より遅れ気味。

　鳥さんの背景がようやく初夏の始まり色、山笑い始め色になり、青い鳥さんにマッチ。上は雨覆にバフ色をの幼羽が残っているので、第１回夏羽個体。オオルリの若者です。

　オオルリを逆光で撮るのは、ちょっと勇気がいる。上の１S のようにストレートに撮れるといいが、逆光で失敗すると真っ黒に撮れてしまうから。今でもたびたび失敗して凹む。

　下の２画像は同一個体。暗い日陰（上）と木漏れ日の当たるやや日向（下）では、色合いが随分変わる。日陰にいると一瞬君は誰だと迷うこともある。まだ♀成鳥に会えていないから、どこかで出会いたい。

　早くコロナ明けが来るといいのですが、早く来て欲しいのですが･･･今年はシギ見に海辺へ行けそうにない。

オオルリ　♀　第１回夏羽　　　２０２０年４月３０日　　長野県

オオルリ　♀　第１回夏羽　　　２０２０年４月３０日　　長野県

ルリビタキ　♂　　２０２０年４月２７日　　長野県

　たまに雑記しないと、また腰痛で寝ていると言われそう。でも、そこそこ鳥見に出かけています。とは言え、今年は夏鳥の渡来が遅れ気味、コマドリやコルリなどがまだ見られない。ある春は、今頃すでにノジコがさえずっていたが。それで、撮影がほとんど出来ない。北アルプスの春は遅れ気味、ようやく眠りから覚めたばかりと言えるか。笑い始めるまで、まだ１週間はかかりそう。

　海抜1200mほどの北アルプスの中腹に、ようやくルリビタキが集まり始めた。今日は20羽ほど見かけた。他方、まだカラマツは芽吹き始めたばかりなので、ムシクイ類はさっぱり。例年だと、ツツドリの鳴き声が聞こえる頃だが、25日にちらりと後ろ姿を１回見かけただけ。ウグイスのさえずり声だけが谷間に響いていた。

　夏鳥で賑わうまで、まだ1週間は必要か。

ルリビタキ　♂　　２０２０年４月２７日　　長野県

ルリビタキ　♂　　２０２０年４月２７日　　長野県

巣材を運び込む　シジュウカラ　　２０２０年４月２４日　　長野県　安曇野市

　駆け足鳥見と言うか、車で走り回って渡来している夏鳥を確認した。コマドリは確認出来たが、コルリはクマザサへ飛び込まれたのでしっかり見られなかった。まだ時期尚早なので、杜鵑には出会えず。メボソムシクイとエゾムシクイはそろそろいてもいい頃だが、今日は出会えなかった。コサメ、センダイはパラパラ、オオルリは３羽。とにかく、サルが多くてうんざり、小ザルはかわいいけれど。

　４月８日に雑記した、巣穴に巣材を運び込むゴジュウカラ、苦労して内壁を作ったのに、結局シジュウカラに巣穴を強奪されてしまった。内壁も少し壊されたか、穴が広がったように見える。上は獣毛を運び込むシジュウカラ。獣毛は産座の材料だから巣はほぼ完成しているはず。ゴジュウカラの雛を見たかったが、残念。

戻ってきた　中国産カルガモ３U　（後ろはマガモ）　　２０２０年４月２４日　　長野県　安曇野市

　昨年の12月８日に見つけて雑記した、中国東北部のハンガ湖で標識を付けられたカルガモ（３U）、冬期間には見られなかったが、御宝田池に戻っていた。始め単独でいたので、孤独になったかと思いながら見ていたら、つつ･･･と歩いて彼氏の元へ。彼氏は中国生まれか日本生まれか･･･国際結婚か？日本で繁殖活動するのか、これから中国へ向かうのか･･･いろいろ想像出来て楽しかった。

戻ってきた　中国産カルガモ３U　と　連れ合いのカルガモ　　　２０２０年４月２４日　　長野県　安曇野市

ルリビタキ　♂　　２０２０年４月２２日　　長野県　安曇野市

　松本盆地にはオオルリほか夏鳥がすでに渡来しているが、谷川の公園は鳥の出が悪い。ミソサザイ以外パッとしない。それは、この４月が寒いからではなく、公園の樹木がだいぶ傷んだり、本数が減ったから、そこに付く虫も減り、ゆっくり滞在する移動中の夏鳥も減っているのだと思う。

　ミソサザイは少なくとも３カ所で営巣している。訪ねると毎回愛想よく相手をしてくれるのはミソだけ。

ミソサザイ　　２０２０年４月２２日　　長野県　安曇野市

　上は公園の一番奥で営巣しているミソの♂。下は、トップページのさえずっている個体と同一。３月６日に紹介した場所の巣を補修でもするのか、コケを集めて運んでいた。４月８日に紹介したミソとも同一。

巣材を集める　ミソサザイ　　２０２０年４月２２日　　長野県　安曇野市

　キセキレイはまだ巣作りを始めていないのか、雌雄とも谷川を飛び回り、水面に浮いている羽虫を食べている。虫が少ないと上で書いたが、水が淀んでいる場所にそこそこの数の羽虫が浮いているらしく、さかんに食べている。

虫を探す　キセキレイ　♂　　２０２０年４月２２日　　長野県　安曇野市

カワセミ　♀　　２０２０年４月２２日　　長野県　松本市

　谷川の次は春によく行く雑木林へ。時々現れるカワセミが今日は２羽もいた。雑木林の中に細流があり、ドジョウがいるので、それを狙っているらしい。どちらかと言うと、場違いなところに現れたカワセミの感じがするが、まぁ、やらせの棒に留まった姿よりはましでしょう。

　春の早い時期からいるのだが、藪々の地面にいて、なかなか撮らせてもらえないアオジ。今日は、何か考え事をしていたのか、いつものように飛んで逃げなかった。凛々しい夏羽の雄である。そろそろさえずりを始める時期なのだが、今日は無口だった。

アオジ　♂　　２０２０年４月２２日　　長野県　松本市

　コサメビタキが３羽もいたが、高い梢にいて、降りて来なかった。せめて３～４ｍの高さまで降りてくれたら撮れたのだが･･･ともかく、コサメも確認出来た。

　キビタキは♂２羽と♀１羽がいたが、ごちゃごちゃな藪の中を移動していて撮れず。双眼鏡で追うだけ。ここでは、いつものこと。諦めて帰りかけた16時過ぎに、綺麗な♂が、藪の隙間越しにこちらを見て、バイバイと言いたげ･･･枝かぶりは仕方ないとして、とにかく証拠写真を３コマ。彼はすぐ藪の中へ消えた。

　次はコサメを押さえなくては。残るは未確認はセンダイムシクイ。明日会えるだろうか。

キビタキ　♂　　２０２０年４月２２日　　長野県　松本市

サンショウクイ　♀　　２０２０年４月１９日　　長野県　松本市

　夏鳥のサンショウクイも来た。グレーの空にグレーの鳥は上手く色が出ない。今時はヤナギの梢に虫が多いので、鳥も梢に集中する。それで、見上げる撮影しかできない。ほぼ毎度のことながら、サンショウクイの腹を撮ることになる。それでも我慢してサンショウクイの後をついて回る。

　昼を過ぎたら、綺麗に青空が広がった。やれ嬉しや青空バックにサンショウクイが撮れると、捜したが、姿が見えず。どうやら、天気が回復したので、旅の続きを始めてしまったらしい。青空バックは次の機会があるだろう。

サンショウクイ　♀　　２０２０年４月１９日　　長野県　松本市

サンショウクイ　２０２０年４月１９日　　長野県　松本市

サンショウクイ　♀　　２０２０年４月１９日　　長野県　松本市

キブシの蜜を吸う　メジロ　　２０２０年４月１９日　　長野県　安曇野市

　14時頃、２匹目のドジョウならぬオオルリを求めて谷川の公園へ。しかし、思うようには事が運ばないのが、２匹目のドジョウはほとんどいないのが世の習いというところ。オオルリどころか、ほとんど鳥が現れず。かろうじてメジロがキブシに付いてくれた。しかし、込み入った枝が邪魔で、すっきりした画像が撮れず。仕方がないので、大トレミングで、枝かぶりを外したら下の画像になった。ほぼピクセル等倍。

　次に現れるのはセンダイムシクイかコサメビタキか、遅れ気味の夏鳥の渡来に、待ち草臥れ気味。

キブシの蜜を吸う　メジロ　　２０２０年４月１９日　　長野県　安曇野市

オオルリ　♂　　２０２０年４月１７日　　長野県　安曇野市

　あちこち探し回り、空振り続き。15時過ぎに谷川の公園へ。写友に会うが、何もいないと言われる。それでも、今日はほとんど歩いていなかったので、足と重い腰のために機材を担いで公園を一周。

　コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、メジロ、いつものミソサザイ、マヒワらしい姿と通過するカワガラス、キセキレイ、これら以外の鳥には会えず。それでもしつこく見回す春めいてきたヤナギや雑木。渡り途中、夕刻に公園へたどり着き、今夜はここでお泊まりしようという夏鳥がいないかと見回す。

　16時過ぎ、近くにいた鳥見人さんが、オオルリがいたが飛んでしまったと･･･ひたすら、双眼鏡。しばらくして、彼方の枝に留まるオオルリを見つけた。待ちに待った、これぞ夏鳥の代表。初物に会えるの楽しい、嬉しい。

毛虫を捕らえた　オオルリ　♂　　２０２０年４月１７日　　長野県　安曇野市

オオルリ　♂　　２０２０年４月１７日　　長野県　安曇野市

オオルリ　♂　　２０２０年４月１７日　　長野県　安曇野市

オオルリ　♂　　２０２０年４月１７日　　長野県　安曇野市

巣材を運ぶ　エナガ　　２０２０年４月１６日　　長野県　松本市

　ど田舎でも、コロナがじわじわ迫っています。いよいよ鳥見にも出られない状況に、ど田舎もなるのでしょうか。今日は朝からひとりの人間にも会いませんでした。車で走っているときには、車同士のすれ違いはありましたが。

　ひとりも人間のいない場所で鳥見をしているのですが、これも続けられなくなるのでしょうか。

　今、サクラが満開です。信州では、少しずつ海抜高度の高いところへ登って行くと、お花見を続けられます。どこにでも鳥がいるとは限りませんが、上手くすると、サクラにオオルリも見られるのですが･･･今春は無理でしょうね。夏鳥の渡来が遅れ気味なことに加えて、コロナですから。

　町会の防災部長をしている手前、防災訓練やそのための打ち合わせ会などの企画立案、訓練実施の音頭取りをせねばなりませんが、１か月先、２か月先のコロナの状況をまったく想定出来ません。今年は全部取りやめとすれば簡単なのですが。

　恐ろしいのは、今、松本盆地で大地震が発生したら、避難所に大勢が集まるなんて、コロナの餌食になるだろうし･･･いち防災部長ではどうにも出来ない。そんなことが起こりませんようにと願うだけ。

　シジュウカラにはお花見なんてどうでもいいことで、花に付いた虫を探して食べていました。

シジュウカラ　♀　　２０２０年４月１６日　　長野県　松本市

シジュウカラ　♂　　２０２０年４月１６日　　長野県　松本市

シジュウカラ　♀　　２０２０年４月１６日　　長野県　松本市

♀の近くでさえずる　ミソサザイ　♂　　２０２０年４月１５日　　長野県　安曇野市

　私が見ているさして広くない範囲内のことですが、暖冬で、春が早めに来たので、夏鳥も早めに渡来するかと予想していた。しかし、３カ所チェックしたが、今日も夏鳥は来ていなかった。ツバメ、イワツバメ、チュウダイサギまでは例年通りに来ましたが、例年だともう現れているコサメビタキ、センダイムシクイ、オオルリなどがまだ到着していない。

　夏鳥の到着を期待して、写友や鳥見人達が公園内を行きつ戻りつ。しかし、どなたも夏鳥を見なかったようです。

　閑なので、午前中の１時間ほど、ミソサザイの行動を見ていました。上の画像の♂がせっせとこしらえた巣を♀が気に入ったようです。つまり、上の♂は目出度く嫁さんをゲット出来たわけで。

　下がその嫁さんです。産座に使うと思える枯葉などをしきりに巣へ運び込んでいました。撮影可能な場所へ留まらず、一気に巣のある場所へ飛び込むので、巣材を運ぶ姿は、下の画像しか撮れませんでした。巣は、どこから見ても見えない上手い場所に作られています。

巣材を運ぶ　ミソサザイ　♀　　２０２０年４月１５日　　長野県　安曇野市

オオジュリン　　２０２０年４月１５日　　長野県　安曇野市

　御宝田池にそろそろシマアジが来ているかと、見に行く。シマアジはいませんでした。冬鳥のカモ達がまだ残っています。オカヨシガモ♂１、オナガガモ♂２♀１、ホシハジロ♂１♀１、カルガモ♂１♀１、スズガモ♂２♀３、ヒドリガモ80±、キンクロハジロ50±、コガモ40±、マガモ100±、冬場うじゃうじゃいたカワウは１羽だけでした。

　カモを数えていたら、地面で採食している鳥が３羽現れました。一瞬ホオジロかと思い視線をカモへ戻そうとして、ホオジロにしては白っぽいと思い直し、見直すと、なんと、よくよくみればオオジュリン。

　冬場の（春も）オオジュリンは、上の画像のようにアシに留まって虫を探している。ヒバリかホオジロみたいに、アシ原以外の草原を歩き回って採食している姿は初めて見た。オオジュリンの行動について、ひとつ勉強になった。

　今日も、夏鳥に会えず残念な１日でした、明日は会えるだろうか。

オオジュリン　　２０２０年４月１５日　　長野県　安曇野市

キセキレイ　♂　　２０２０年４月１２日　　長野県　松本市

キセキレイキ　♂　　２０２０年４月１２日　　長野県　松本市

キセキレイ　♂　　２０２０年４月１２日　　長野県　松本市

　コサメビタキを探しに行った。いればすぐに見つけられる鳥だが･･･半日待っていたが、現れませんでした。それでも、個体数は少なかったが15種の鳥がいた。今日の雑木林は、レンジャクを春最後に見られる場所だが、レンジャクも現れず。例年通り、律儀なカシラダカ数羽が冬が終わったと、ウグイス以上の賑やかでさえずっていた。

　コサメを待つ間、キセキレイを見て、月並みですがサクラにメジロを見て今日の鳥見はお仕舞い。相変わらず腰が痛い。元気が出ない。

　ちなみに、認めた鳥は、ランダムに、ツグミ、カシラダカ、カワラヒワ、シジュウカラ、コゲラ、ウグイス、エナガ、アトリ、メジロ、ヒヨドリ、キジバト、ホオジロ、カワガラス、ハシボソガラス。

　明日の雨が上がったら、コサメビタキかセンダイムシクイが現れるだろうか。

メジロ　　２０２０年４月１２日　　長野県　松本市

メジロ　　２０２０年４月１２日　　長野県　松本野市

メジロ　　２０２０年４月１２日　　長野県　松本市

ノビタキ　♂　　２０２０年４月１１日　　長野県　安曇野市

　ノビタキは例年４月10日前後に犀川の河川敷や堤防に現れるから、そろそろ来ているはずと探す。ノビタも春本番を運んで来る鳥です。今日は河川敷で３羽を確認出来た。取り敢えずこの春確認した初物です。初物は是非とも撮らねばと粘ったが、冬枯れのままのアシ原ばかりにいて、春らしい場所へ行ってくれなかった。これでは秋に撮った画像じゃないかと言われてしまいそう。出会った鳥見人さんによると、ノビタは５日にはいたとのこと。さらに、今朝は６羽いたとのこと。ともかく、現れる鳥が現れて、春は進んでいます。

　オオジュリンはアシ原にひっそり隠れていて、なかなか撮らしてもらえないが、ノビタキを待っていたら、ひょっこりと出て来た。オオジュリンも春にたぶん移動中の個体が見られる。「たぶん」としたのは、この冬は確認出来なかったが、犀川河川敷のアシ原で越冬している個体もたまにいるから。

オオジュリン　♀　　２０２０年４月１１日　　長野県　安曇野市

　ノビタを見ていたら、ヒヨドリの10羽ほどの群れが２つ通過した。ヒヨドリの渡りグループが通過するのも春の習わしです。まもなく、100羽、150羽の大きな群れが日に数回通過するでしょう。

　キジバトも越冬地から移動しているのだろう。見かける数が増えている。

キジバト　　２０２０年４月１１日　　長野県　安曇野市

亜種ダイサギ　　２０２０年４月１１日　　長野県　安曇野市

　春の渡りのシギが、と言ってもキアシシギ以外降りてくれないが、この場所に毎春数羽が現れる。春は、フィールド回りの最後にこの場所をチェックすることにしている。キアシの飛来にはまだ１か月早いが、まさかの出来事があるかもと、ラッキー狙いで寄ってみたら、冬鳥の亜種ダイサギがまだうろうろしていた。今時の亜種ダイサギの脚はこんな色という画像。

　帰りかけたら、シギが１羽飛んで来た。通年見られるイソシギ。クサシギならいいのにと思う。というのは、犀川で毎冬見ていたクサシギにこの冬は会えなかったので。クサシギを見ていた頃は、もしかして腰の黒い個体がいないかと無い物ねだりの夢を見ていたが、クサシギに会えなくなると夢も見られない･･･。

　春が進んでいる。次はコサメビタキを探そう。

イソシギ　　２０２０年４月１１日　　長野県　安曇野市

ヒオドシチョウ　　２０２０年４月１０日　　長野県　安曇野市

　今日も谷川の公園へ。なんとか通常の腰痛程度になったので、鳥見がてらの散歩。公園はあまり坂がないので足慣らしにいい。２時間半ほど写友と歩く。

　キセキレイがよく鳴くようになった。キセキレイの行動が活発になると、谷川の公園もいよいよ春本番に入る。ルリビタキの♂が数羽、♀もいて、そろそろ北アルプスの針葉樹林帯を目指して移動を開始したらしい。ルリビがぞろぞろ通過するようになると、ひょっこりコマドリが現れたりする。

　今日からおよそ１週間後には、いよいよオオルリ登場となるか。センダイムシクイの「焼酎一杯ぐぃ～」が聞こえれば、春本番である。

　鳥は遠くて、100-400では撮れず。ひなたぼっこ中のヒオドシチョウ、たぶん越冬から目ざめた♂を撮って、今日の散歩はお仕舞い。今日撮れたのはヒオドシだけでした。

さえずる　ミソサザイ　　２０２０年４月８日　　長野県　安曇野市

　今日は谷川の公園へ。久しぶりに聞く渓流の音、ミソサザイのさえずり、ひんやりした空気･･･鬱々としていた気分が、ずいぶん和らいだ。自然はいいものだ。

　昨日は、ほとんど歩かず、車中から撮影したが、今日は足慣らしに、ぽつぽつと歩く。まだ腰が痛いので、春なのに使い捨てカイロを２つもしっかり貼って、怖いので重たい機材は持たずに、100-400を手持ちで。久しぶりの手持ち撮影だったが、ミソもヒガラもなんとか撮れた。

おすまし　ヒガラ　　２０２０年４月８日　　長野県　安曇野市

虫を探し出した　ヒガラ　　２０２０年４月８日　　長野県　安曇野市

　ヒガラがヤナギに来て、さかんに花序をつつく。ヒヨドリなら花序そのものを食べるが、ヒガラは花序の中から何かの幼虫をくわえ捕る。カラ類は皆同じ行動をする。隠れている幼虫をどうやって見つけるのか、不思議に思う。毎春この行動を撮影して喜んでいるのは、芸が無いと言われればそれまでだが、これも谷川の公園での春の楽しみのひとつです。

虫を食べる　ヒガラ　　２０２０年４月８日　　長野県　安曇野市

巣作り中の　ゴジュウカラ　　２０２０年４月８日　　長野県　安曇野市

　ゴジュウカラは自分で巣穴を掘らない。キツツキの巣の跡などを利用するが、入口の穴が大き過ぎると、身の丈に合う大きさにするために、泥を使って入口を狭める。こうしないと、シジュウカラに押し入られて巣穴を占領されたりするから。逆に、シジュウカラの巣穴の入口を泥で狭めて、シジュウカラが入れないようにして、巣穴を略奪することもある（と聞いている）。

　このゴジュウカラは、経験豊かなのか、それとも賢いのか、穴の入口から少し入った場所に泥壁を作り、入口を狭めていた。外からは泥の壁は見えない。外敵に知られないようにするためか、それは不明だが、としたならば、かなり賢い個体と思う。上は内部に作った壁を強化している最中と思える。

　今日、写友に教わって、この巣作りを初めて見た。皆さんの話だと、数日前から泥を運んで来ていたとのこと。13時から、重たい機材を運んで撮影をしたが、一度も泥を運んで来なかった。ひたすら内壁の手入れに時間を費やし、３回樹皮と思える塊を運び入れた。ゴジュウカラは産座に樹皮を使うと、諸々の本にあるから、巣作りは完成に近付いているようだ。

樹皮を運び込む　ゴジュウカラ　　２０２０年４月８日　　長野県　安曇野市

樹皮を運び込む　ゴジュウカラ　　２０２０年４月８日　　長野県　安曇野市

　さかんに枯れ木をつついていた。こうやって樹皮を採取するのかと見ていたが、違った。ちょうどキツツキが虫を探すときのように、木屑をまき散らす。キツツキの行動から類推して、食べ物（虫）を探していると考えたが、たくさん連写しても、ヒガラの時のように証拠の虫が写っていなかったから、この行動については、まだ説明がつかない。

　久しぶりに歩けたので、気分は晴れたが、足腰が重くなった。明日はまたごろ寝の日になるかも。

春の渡り鳥　タヒバリ　　２０２０年４月７日　　長野県　安曇野市

　恥ずかしながら、３月23日に、しっかりギックリ腰になりました。久しぶりに、かなり重いギックリ腰で３日間はまったく動けず。くの字の姿勢で寝たきり、１日500ml のお茶１本で３日間過ごす。昔は、１週間過ぎれば、歩き回れるようになったが、歳です、とにかく歩き回れるようになるまで1２日間かかりました。

　ようやく車の運転が出来るようになったので、とにかくフィールドの半分を回る。寝ている間にすっかり春になっていました。サクラも３分咲き、ヤナギはしっかり若葉を茂らせ･･･。

　上の画像どこかにタヒバリがいます。３月にいたタヒバリは胸と腹がまだ白かったが、今日出会った２羽はいずれも胸と腹が薄い褐色をしていた。黒い縦斑がまだ太くはっきりしているので、夏羽に換羽中である。３画像は同一個体。陽炎も立っていたし、80m先の対岸にいたのでシャープに撮れず残念。

夏羽に換羽中　タヒバリ　　２０２０年４月７日　　長野県　安曇野市

夏羽に換羽中　タヒバリ　　２０２０年４月７日　　長野県　安曇野市

ヤナギの花を食べる　ヒヨドリ　　２０２０年４月７日　　長野県　安曇野市

　毎春撮っている、ヤナギの花を食べるヒヨドリの図。寝ている間に、黄色で綺麗な雄花はすっかり終わって、緑の花序だけになっていた。ヤナギは難しくて、種類も分からなければ、花が雄花なのか雌花なのかも分からないので、緑の花序としておく。サクラが満開になれば、ヒヨドリはサクラへ群がる、それまで食いつなぐ食料がヤナギの花のようだ。

亜種チュウダイサギ　　２０２０年４月７日　　長野県　安曇野市

　今年は暖冬で春の来るのが早かった。それでか、例年より早く亜種チュウダイサギが来ていた。亜種ダイサギも２羽いたから、なんとか並ばないかと、例年と同じ想いを･･･しかし、３羽はまったく別の場所にいたので、想いは今春も実りそうにない。

　嬉しかったのは、コチドリが３羽もいたこと。近年、安曇野では、コチドリは珍鳥の部に入っている。春に見かけても、繁殖を確認出来ていない。おそらく、移動中の個体で、繁殖は他所でしているのだろう。たかがコチドリだが、例え数羽でも絶えることなく見られれば幸いと言える。

コチドリ　　２０２０年４月７日　　長野県　安曇野市

オシドリ　♂　　２０２０年４月７日　　長野県　安曇野市

　移動中のオシドリが、フィールドの犀川本流に浮かんでいるのも春の光景。たぶん番だろうが、越冬地のようにぴったり寄り添ったりしないのがもどかしい。２羽並んだ姿を撮りたいから。たたんでいるけれど、雄の銀杏羽根はまだ健在である。

オシドリ　♀　　２０２０年４月７日　　長野県　安曇野市

　そして、気の早い？ツバメが早くも巣材を集めていた。下の画像の後、水辺で泥を合わせくわえて飛び去った。春から初夏にかけて見かけるツバメの巣材集めだが、今日はまだ４月７日、フィールドでこの行動を見た時期的に一番早い記録である。

　２週間寝ている間に、すっかり春になり、鳥たちも春の行動をしていた。御宝田池にはまだ冬鳥のカモが250羽ほど残っているけれど。

巣材をくわえている　ツバメ　　２０２０年４月７日　　長野県　安曇野市