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３羽の　ヒバリシギ　幼鳥　（一番奥はタカブシギ）　　２０２１年８月３０日　　長野県　安曇野市

　例年、ヒバリシギを１,２羽見られたら、もう大満足でした。今秋はヒバリシギが大当たり、今日は少なくても５羽は確認出来た。たぶんもう２,３羽はいたと思う。なにせ、例のゴミの原や遠くの草の陰にいたので、正確な数はつかめていない。ともあれ、こんなにヒバリシギがいちどきに現れることはもう起こらないと思う。

ヒバリシギ　幼鳥　　　２０２１年８月３０日　　長野県　安曇野市

ヒバリシギ　幼鳥　　　２０２１年８月３０日　　長野県　安曇野市

ゴミの原で警戒中　ヒバリシギ　幼鳥　　　２０２１年８月３０日　　長野県　安曇野市

コアオアシシギ　幼鳥　　　２０２１年８月３０日　　長野県　安曇野市

　昨日からいるコアオアシシギは愛想のないやつで、60m～80ｍ彼方を周回していて、まったく近くへ来ない。たいていのコアオは休耕田の中を採餌しながら歩き回り、近づいて来たり、遠のいたりを繰り返すが。このコアオはとても臆病なやつなんだろう。

　以下はおまけのシギ。トウネンをもっとしっかり撮りたかったが、背景がゴミばかりの場所しか移動しないので今日のところは、このくらいで。

　タカブシギも今秋はたくさん来ている。今日も10羽はいたと思う。ひとつの休耕田に全羽集合しないので、数は上手く数えられない。

トウネン　幼鳥　　　２０２１年８月３０日　　長野県　安曇野市

タカブシギ　幼鳥　　　２０２１年８月３０日　　長野県　安曇野市

一瞬雲間から夕陽が差し込んだ　タカブシギ　幼鳥　　　２０２１年８月３０日　　長野県　安曇野市

コガモ　幼鳥　　　２０２１年８月２９日　　長野県　安曇野市

　昨日・今日とアオアシシギがいて、今日はコアオアシシギがいたとのこと。２種とも会えず、残念。しかし、８月末に定期便のように２種は現れる、律儀なことこの上なし。残暑が厳しくても、天候不順でも現れる。同様に、９月上旬にキアシシギが19年秋までは現れていたが、昨秋は１羽も見かけなかった。今秋はどうなるだろう。

　２種が戻ってくるかと待っていたら、コガモの幼鳥が現れた。今秋初のコガモ、集まっていた写友達がシマアジではと期待したが、どう見てもコガモの幼鳥。ちなみに、シマアジ幼鳥は、過眼線の他に顔（頬）にもう１本黒い線があるのが普通。

　コガモは、例年早ければ８月20日に、遅くても25日までには御宝田池に現れていた。しかし、今年は８月の豪雨で犀川が大洪水になり、犀川白鳥湖は完璧ただの河原に、御宝田池の周辺も河原に戻ってしまい、カルガモさえいない状態。もちろんコガモは影もない。

　ジシギを探していたら、ひょっこりバンの幼鳥が畦の草むらから出て来た。シギ見をしている水田地帯でバンを見たのは、わたし的には初記録。ジシギでなくても、初物はそれなり嬉しい。

　明日も残暑が厳しいとの予報。おそらく真夏の最後の悪あがきの１日になるだろう。明後日以降、曇りで雨も来て（と、予報が言っている）、またシギが何羽か降りてくるのを期待しよう。

バン　幼鳥　　　２０２１年８月２９日　　長野県　安曇野市

夕暮間近　　ヒバリシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２７日　　長野県　安曇野市

　今日の舞台もゴミの原。それでも、休耕田の水位がほんの少し上昇したらしく、一昨日よりゴミは少なめに見えた。ヒバリシギは、一昨日と同じゴミだらけの休耕田を歩き回って採餌していたから、たぶん同一個体だろう。

　同じくタカブシギも同じ休耕田で採餌していたから、一昨日いた個体と同一だろう。２羽とも何かに驚いて飛び去っても、戻って採餌をしていたから、これも同一個体と推察する傍証になるだろう。

相変わらずゴミの中　　タカブ　幼鳥　　　２０２１年８月２７日　　長野県　安曇野市

　タカブシギは、トビやカラスの飛来に驚いて飛び立ち、周囲の上空を集団で飛び回った。飛び回る集団を数えたら21羽だった。たぶん今日いた数は21～25羽だろう。

　ゴミの休耕田では撮影もままならないので、タカブの多くが降りた休耕田へ回る。ちょうど日が沈みかけていた。逆光なら水に映る落日の中を歩く姿が撮れたが･･･それが狙いだったが･･･全羽順光側で採餌したり、水浴びをしていた。逆光は諦めて、スナップして日が落ちた。

日没間近　　タカブ　幼鳥　　　２０２１年８月２７日　　長野県　安曇野市

日没間近　水浴び後のジャンプ　　タカブ　幼鳥　　　２０２１年８月２７日　　長野県　安曇野市

日没間近　ド派手な水浴び　　タカブ　幼鳥　　　２０２１年８月２７日　　長野県　安曇野市

日が落ちた　　タカブ　幼鳥　　　２０２１年８月２７日　　長野県　安曇野市

ゴミの原の　ヒバリシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２５日　　長野県　安曇野市

　今日の舞台は最悪でした。23日にキリアイのいた休耕田、水位が若干下がったので、今日はゴミの原になっていた。ヒバリシギを撮っているのか、ゴミを撮っているのか分からない有様。

　この地では、ひとシーズンに１,２羽出会えれば上出来のヒバリシギ、早くも２羽目が現れた。19日の個体は成鳥で、今日は幼鳥だったので･･･ゴミだらけを２時間も我慢して撮影･･･でも、絵にならなかった。

　ヒバリシギ幼鳥の特徴は背中の白いV字、それを撮れたので、まぁまぁの証拠写真にはなったが･･･背景がすっきりしている海辺の砂浜が恋しい。

ヒバリシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２５日　　長野県　安曇野市

翼を広げた　ヒバリシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２５日　　長野県　安曇野市

トノサマガエルを捕獲した　アオサギ　第１回冬羽に換羽中　　　２０２１年８月２５日　　長野県　安曇野市

飲み込めずに苦労する　アオサギ　第１回冬羽に換羽中　　　２０２１年８月２５日　　長野県　安曇野市

現れた！　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

　オグロがいると写友から教わる。それは是非とも撮らねば･･･待つことおよそ２時間半･･･飛ぶ姿を一度チラリと見かけたので、再び現れると信じて待つ。信じる者は救われる？写友と話しながら待っていたら、突然オグロが飛んできた。取り敢えず証拠写真。

おすまし姿勢の　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

採餌する　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

　絵になるようにと考えながら撮り始めたが、途中から方向転換。この休耕田に生えているのは、ほとんどがイヌタデ。オグロは盛んにイヌタデをつつく。採餌しているとすぐに理解できたが、羽虫でも食べているのか？･･･興味は何を食べているか写してやろう！になった。

　下は、上の画像をトレミング。現場ではクモを食べているのではと、モニターの拡大画像で推測出来たが、確証は得られず。帰宅後 PC で拡大してクモを食べていると確認出来た。これは、海浜では想像がつかないこと。このオグロ君、この休耕田では、他所でするように水中（泥）に嘴を突き刺しての採餌は一度もしなかった。もっぱらクモ食。

　下の画像･･･これが一番リアルに撮れた･･･を見ると、頭部、頸、胸、嘴がゴミだらけ。これクモの糸と糸にかかった小さな羽虫であす。

クモを捕食する　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

クモを狙う　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

　上の一例だけでは、クモだけを食べていると断定出来ない。とにかく500コマ以上捕食シーンを撮影したので、片端からチェック。上は対象が明瞭な連続撮影画像のひとコマ。徐々に近づいてきたオグロ、手前にいる羽虫にはいっさい関心を示さず、葉の裏に隠れたクモをピンポイントで捕食した。下はクモをくわえ取ったが、手前の羽虫はそのままの状態。クモは食べたが、羽虫はスルー。

クモを捕食した　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

クモを捕食する　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

　たった２例ではまだデータ不足なので、さらに２カットをアップします。しかし、クモばかり食べても腹の足しになるのだろうか。海浜のゴカイなどに比べればあまりにも質素！な食事。

クモを捕獲した　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

着水する　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

羽ばたく　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

　オグロの飛び姿は、翼と上尾筒の白帯、尾の黒帯が目立ちなかなか美しい。飛翔を撮るチャンスは２回あった。何コマか撮ったが、ぜんぶピントが合わなかった。腕が落ちたみたい。参考に過去の画像を最後に揚げまず。

羽ばたく　オグロシギ　幼鳥　　　２０２１年８月２４日　　長野県　安曇野市

オグロシギ　♂幼鳥　　　２０１５年１０月８日　　三重県　松坂市

キリアイ　幼鳥　　　２０２１年８月２３日　　長野県　安曇野市

　今秋はキリアイが当たり年とのこと。とは言え、10羽、20羽の群れが入ったと言う話しは聞こえてこないが。当たり年のおこぼれか、山に囲まれた松本盆地の安曇野に２羽目のキリアイが現れた。19日と同一個体か、画像を並べて検討、別個体である。ひとシーズンに２羽もキリアイが現れるなんて、ちょっと珍事だろう。

　機械で攪拌したばかりのごちゃごちゃな休耕田、こんな環境をシギは気に入るらしい。食べ物もあるし、土塊や雑草、枯れ草に紛れると安全だから。撮影者泣かせのごちゃごちゃですが。

　下は上の画像をトレミング。

キリアイ　幼鳥　　　２０２１年８月２３日　　長野県　安曇野市

　背の V字状の白帯がキリアイ幼鳥の特徴。それと、ちょっぴり先端が下へ曲がっている嘴がキリアイの特徴。背後から撮るとふたつの特徴が写る。惜しむらくは、周囲がもう少しすっきりしているといいが。

キリアイ　幼鳥　　　２０２１年８月２３日　　長野県　安曇野市

ハヤブサ　幼鳥　　　２０２１年８月２３日　　長野県　安曇野市

　上空にハヤブサの幼鳥が現れ、旋回、キリアイはすばやく身を隠した。幼鳥なのにハヤブサを危険な存在と感じ取れるらしい。経験から覚えるのではなく、先天的に猛禽の危険性を獲得しているのだろう。

　下の図、キリアイの行動を見ているから隠れた場所が分かるが、これならハヤブサも見つけられないだろう。３回旋回してハヤブサは飛び去った。

　今秋は何となく渡来するシギが多いような予感が。次はアオアシシギかコアオアシシギが降りるだろうか。

隠れた　キリアイ　幼鳥　　　２０２１年８月２３日　　長野県　安曇野市

隠れた　キリアイ　幼鳥　　　２０２１年８月２３日　　長野県　安曇野市

タカブシギ　第１回冬羽　　　２０２１年８月１９日　　長野県　安曇野市

タカブシギ　幼羽→第１回冬羽　換羽中　　　２０２１年８月１９日　　長野県　安曇野市

　突然にシギ・チシーズンが始まった。例年より早めの到来。昨日のアカアシシギはもういなくなったが、代わりに珍がたった３羽だけれど現れた。どうやら今日の昼頃に降りたらしい。海浜や干潟ではそれほど珍ではないだろうが、松本平（安曇野）ではドキドキする珍です。タカブシギとトウネンは毎秋数羽見られるので、ここでも普通種と言えよう。ただ、今日のシギたちは、遠くて、遠くて･･･証拠写真が精一杯でした。

トウネン　幼鳥　　　２０２１年８月１９日　　長野県　安曇野市

キリアイ　幼鳥　　　２０２１年８月１９日　　長野県　安曇野市

　珍の１はキリアイ。安曇野で出会った２羽目のキリアイ。近年は、個体数が減少していて、海辺でも大きな群れは見られないと言われているから、松本平で会えるなんてラッキー。

　珍の２はウズラシギ。安曇野では初見のシギ。17年５月に三重で出会って以来か。このところ遠出をしていないので、海辺でのシギ見はご無沙汰状態。ウズラ君の方から会いに来てくれたのか、感謝である。

ウズラシギ　成鳥　夏羽→冬羽　換羽中　　　２０２１年８月１９日　　長野県　安曇野市

ヒバリシギ　夏羽後期　　２０２１年８月１９日　　長野県　安曇野市

　珍の３はヒバリシギ。ヒバリは２年に１羽は見ているから、やや珍か。たぶん安曇野には毎シーズン１,２羽は降りているはず。ただ、これまで安曇野で出会ったヒバリは全部幼鳥だった。成鳥は初めて。始め、やけに黒くて見慣れないやつ、誰だろうと思った。脚の黄色が見えてヒバリだとわかった。

　そして、珍３羽が集合してくれた。この３羽集合は初見。海辺だって滅多に見られない図。とてもラッキーな瞬間でした。たぶん残りの鳥見人生で、このラッキー図をもう見ることはないだろう。

　シギ・チシーズンが始まった。次に現れるのはアオアシシギかコアオアシシギか。超珍なら、オオハシシギかシベリアオオハシシギがいいな･･･なんて夢を見る。

左から　ウズラシギ　ヒバリシギ　キリアイ

強い風に身構える　　アカアシシギ　幼鳥　　　２０２１年８月１８日　　長野県　安曇野市

　また写友に教えてもらった。このアカアシシギ、昨日からいたとのこと。昨日この休耕田をチェックしたが見つけられなかった。チェック力のなさに少し凹む。ともかく、写友に感謝・感謝。

　私が安曇野でアカアシシギと会うのは2012年８月27日に飛来した５羽の集団以来のこと。この地では、いまやシギ自体が珍になっているが、アカアシシギは本当に珍である。

畦の陰に入り休憩　　アカアシシギ　幼鳥　　　２０２１年８月１８日　　長野県　安曇野市

　やっと雨があがった、撮影中は曇り。ただ、南風が強くて、アカアシ君は雑草の陰で休んでばかり。

風を避けて　休憩中　　アカアシシギ　幼鳥　　　２０２１年８月１８日　　長野県　安曇野市

風を避けて　休憩中　　アカアシシギ　幼鳥　　　２０２１年８月１８日　　長野県　安曇野市

脚の赤色が名前の由来　　アカアシシギ　幼鳥　　　２０２１年８月１８日　　長野県　安曇野市

上空を何かが通過　警戒する　　アカアシシギ　幼鳥　　　２０２１年８月１８日　　長野県　安曇野市

何かを捉えて食べた　　アカアシシギ　幼鳥　　　２０２１年８月１８日　　長野県　安曇野市

　ときどきこれを食べた。これが動物か植物か分からなくて歯がゆい。

　下は参考画像。風切の白い翼帯がアカアシシギの特徴。それで、翼を広げた瞬間か、飛ぶ瞬間を撮ろうと構えていたのだが･･･ちょと油断して、双眼鏡で見ているときに１回だけ翼を広げた。その時以外広げてくれず。油断大敵･･･悔しかった。

　現在、下の画像に写っている水面はソーラーパネルで覆い尽くされている。通称ボラ池と呼ばれ、シギ見に最高の場所だったのに、今はほとんどシギが降りない。

　２０１０年９月１９日　　三重県　松坂市

チュウサギ　juv（若い個体）　２０２１年８月１７日　　長野県　安曇野市

　アカエリヒレアシシギをもう一度と訪ねたが、昨日の読みが当たってしまったらしい。付近にも見当たらず、アカエリは去ったらしい。アカエリがいた休耕田、今日はチュウダイサギとチュウサギが歩き回っていた。別のアカエリがまた何処かへ降りるだろう。

雑種ガモ　カルピス（白い個体）♀　と　四郎♂　　２０２１年８月１７日　　長野県　松本市

　千鹿頭池に雑種ガモのカルピスが戻っていると電話をいただいたので、確認に。雑種ガモは３羽が池へ戻っていた。この時期、カモは生殖羽への換羽が進行中で、初列風切が脱けてしまうい飛べなくなる。

　カルピスの冬羽は真っ白だが、今は部分的にクリーム色がかっていて、汚れているように見える。６月１日に水田で採餌しているカルピスと四郎のコンビ（ペアー）を偶然見かけたが、コンビはまだ維持されている。四郎（伯父）君、カルピス（姪）の護衛ご苦労様。

　しろ太郎はコーラとコンビ（ペアー）を組んでいたが、コーラはいなかった。以前も、しろ太郎は千鹿頭池で、コーラは生妻池で越夏していたから、今年もそうなんだろう。生妻池へも行きたかったがスコープを持参していなかったので、コーラの確認は明日以降に。

雑種ガモ　しろ太郎　♂　　２０２１年８月１７日　　長野県　松本市

カワセミ　juv♂　　２０２１年８月１７日　　長野県　松本市

　カワセミが毎度の場所に。池の水が用水路へ流れ出る場所と、池の周囲のあちこちに刺されている「やらせ棒」に留まっていた。今さらだが、カワセミがいるとシャッター切ってしまう。

　明日、雨はあがるだろうか。はやく記録的大雨は収まって欲しい。

カワセミ　juv♂　　２０２１年８月１７日　　長野県　松本市

アカエリヒレアシシギ　♂冬羽に換羽中　　２０２１年８月１６日　　長野県　安曇野市

　コロナに記録的大雨、おまけにお盆。鳥見どころじゃない毎日。昨日も明日も雨。そんな日々の今日、写友からメールが届く。アカエリヒレアシシギがいるよと。いやはや頭が下がります。こんな状況下でもちゃんと鳥見をしているなんて。情報感謝・感謝。

　今年の秋一番は、ちょっと早めに現れたアカエリ君でした。雨降りでもいいから明日見に行こうと思ったが、今夜旅立ってしまうと会えず仕舞いになると思い直し、お送りせねばならないご先祖様に、ちょっとだけお待ち頂いて、アカエリ君と会いに。

　アカエリ君は80mほど彼方にいました。840mmでも上の画像程度。以下の画像は大きくトレミングしています。下は上をトレミングした画像。ピクセル等倍一歩手前。

　一番近くへ来たときの画像、それでも40mほど先で、雑草の簾の中。頸から頭部にかけて褐色の羽毛（夏羽）が残っていて、過眼線の上まで褐色の羽毛があるから♂でいいと思う。下は伸び上がって虫（たぶん）をついばんでいるところ。背に伸び始めた冬羽が見える。

水浴びを始めた　　アカエリヒレアシシギ　　　２０２１年８月１６日　　長野県　安曇野市

　１時間ほど見ていたら水浴びを始めた。やはり80mほど彼方。水浴びと羽繕いの後は、お決まりの羽ばたきジャンプ。アカエリはあまり高くジャンプしないが、脚の先、趾まで見えた。もっと近ければ、ヒレアシシギの由来のヒレが写っていたかも。いつかヒレを撮れたら･･･鳥馬鹿の夢は際限なし。

　ともかく、少し早めだが、安曇野もシギ・チシーズンが始まった。たくさんシギ・チが降りてくれると嬉しいが。

水浴び後の羽ばたき　　アカエリヒレアシシギ　　　２０２１年８月１６日　　長野県　安曇野市

今日の空（ハリオの池の北方）　　２０２１年８月６日　　長野県

　朝、空一面に巻雲が広がっていた。酷暑の毎日だが高い空には秋の先駆けが･･･と思うのは、私だけか。

　ハリオの来る池の空も一昨日とはまったく違う顔をしていた。入道雲（積乱雲）がむくむくと育っていた空、今日は入道雲の姿はなく上層雲がゆっくり流れていた。

ハリオの来る池（南方向を見る）　　２０２１年８月６日　　長野県

　飛んでいるウスバキトンボも数匹、秋の気配が見えたということは、ハリオアマツバメは渡去してしまうということ。予感が当たって欲しくなかったが、14時から17時の間に現れたハリオは３羽だけ。昨日も来たという撮影者が、昨日は14時ころたくさん来たのにと嘆いていた。

　炎天下の堤防の上（上の画像の右）に座り込んでハリオを待っていたら、まさかのコチドリの若い個体が飛んできた。山間の、それこそ谷間にあるハリオの来る池、コチドリとは初めての出会い。

イカルチドリ　　２０２１年８月６日　　長野県

ハチクマ　　２０２１年８月６日　　長野県

　ハチクマが、お決まりのように今日も上空を旋回。青空が綺麗。閑なのでツバメでもいいから撮りたいと思ったが、ツバメもイワツバメもほとんど現れず。イワツバメが大挙して現れると、ハリオも現れることが多いが。イワツバメも来ないということはハリオも望み薄･･･みな南へ向かって移動を始めたのか。

イカルチドリ　　２０２１年８月６日　　長野県

　16時過ぎに２羽現れ、その後１羽。撮影チャンスはほんの数回。宿題の真正面の絵は今年も撮れずにハリオの季節は終わる。来年また頑張ろう。これにて今年のハリオ詣では終わり。次は休耕田へ珍しいシギが現れないかの季節になる。

ハリオアマツバメ　　２０２１年８月６日　　長野県

ハリオアマツバメ　　２０２１年８月６日　　長野県

水を飲もうと　大口を開けた　ハリオアマツバメ　　２０２１年８月４日　　長野県

　一昨日、全部外して悔しかったので、懲りずにハリオに挑戦。今日の午後は雷雨との予報が出ていたが、16時までに勝負が決まれば雨には遭わずに済むだろうと勝手に決めて。

　人それぞれの好みもあるでしょうが、わたし的には上の出来なら B の上です。どちらかかと言えばハイキーな絵が好きなのですが。下嘴が水面に着いていたら A ですが。その瞬間が撮りたくて詣でているわけで。

　下は、時々撮れる面白い瞬間。水浴びか水飲みのタイミングを外したのか、それとも様子見なのか。