プロフィール
太田 信行
１９４９年 長野県松本市生まれ
現住所 長野県松本市
できることなら、鳥になって空を翔びたいという、あれこれと中断はありましたが、子どもの頃からの夢を懲りもせず追っています。
昔、ハーフサイズというカメラがあり、それで鳥を撮ってみたものの、芥子粒より小さくしか写りませんでした。今様に表現すればスマホで高い梢のムクドリを撮影しようとした訳です。いつか、鳥を大きく撮ってみたいと思いました。
海が苦手で、釧路航路に出かけようか逡巡するうちに、航路が途絶えました。
海鳥にはなれそうもありませんし、出会えそうもありません。
３５mmカメラは買えましたが、超望遠レンズが買えません。そこで、マクロ１００mmを手に入れましたが、野鳥はまだまだ遠く、花や虫さんにお相手してもらいました。
６００mmが買えた日は、興奮して眠れませんでした。
野鳥を中心に、空や雲も撮影している、土・日だけオープンの写真屋さんでした。
なかなか鳥に出会えず、撮影もままならず、探鳥リストも増えず、たまに出かけると土砂降りだったりして、ため息の数だけが増えていました。
さてさて、野鳥撮影にどっぷりはまった我が人生に気付くのですが。さりとて、来し方、行く末など考えもせず、人生の転機はすべて「野鳥写真」へ向かって舵を取り。ふと、思えば、５０歳もとうに越え。
しかし、楽しいですからいいのです。人生楽しいのが一番。後悔するよりも、次はどの鳥に会いに行こか・・・。これが、正統派のバードウォチャーとうそぶいているこの頃。
かくして、撮影した鳥の数も増えてくると、新たな出会いを求めて・・・なんぞと適当な言い訳を見繕い、行く先は海の向こうの島々へと。ふくらむ夢は・・・。
が、飛行機が怖い、船に弱い・・・。どうやって海を越えて行けるのか。５０歳を過ぎてから、飛行機の怖さ、船酔いの悪夢にうち勝つべく、チャレンジ、またチャレンジ。
ようよう、「南無阿弥陀仏・・・」とブツブツ言わずに飛行機の窓から眼下の風景が見られるようになりました。でも、船はまだまだ・・・修行が足りません。
そして５６歳。安定した職と収入を放り投げ、「素浪人」となりました。サンデー毎日の写真家になれそうですが、やっぱり先立つものが。最近ウエストが３ｃｍ減ったことに思わずホロリ
時代の先端といいましょうか、今は老々介護の日々。もちろん介護をする側。遠出が遠くなり・・・。
所属団体など
どこにも属していません。完全フリーです。